師走の1日、ローカル線の一人旅に挑戦!
車の運転をしながらでは見られない紅葉や景色を堪能!
岡山駅からまずは高梁駅で下車、我が家のお墓にご挨拶。高梁もシャッター商店街だった。寂しいね。私の祖父の出身町らしきところも散策してみたけど、ルーツっぽいものは何もわからなかった。親にもっと聞いておくべきだった。
こんなポストも最近は珍しい。
駅の屋根から除く紅葉もなかなかのもの。
次に高梁から新見へ。ここでは以前近所の人に貰って美味しかった「ゆずりは餅」という新見でしか買えないお菓子を買った。新見はちょっと寂びれた感じがした。コンビニも、ちょっとした店も駅の周辺で見当たらなかった。ゆずりは餅も10分ほど歩いたスーパーで買った。
新見駅前を流れる川の甌穴。
次に新見から久世まで一両編成の電車で。帰りが遅くなるので久世では降りようかどうしようか迷ったけど、計画していたし、決心して降りた。そして旧遷喬小学校へ。
明治40年建築のシンメトリー木造校舎で、全てがオシャレ! 校章は高瀬舟
懐かしい感じもしたが、モダン。入場料もなく優しく受け入れてくれたので募金箱に100円だけ入れた。モチット入れるべきだった。
旧遷喬小学校では若い係りの方が(男性)優しく説明してくれた。小学生の頃を思い出すと懐かしくて涙が出そうだったし、色々と知ることができたのも良かった。
こんなの使ってた。めちゃくちゃ低くてかわいい。あの頃はちょうどよかった!
校長先生のおイス
アタシがピアノにあこがれた原点かな。こんなオルガンが学校にあった。
この天井の作りも珍しく、有名なんだって。
カワイオルガンもがんばってたんだね
そういえば、教壇てこんな段差があったんだ
現在の遷喬小学校へ通ってる低学年の女の子たちが来ていてピアノを弾いたりして遊んでた。その案内役の若いお兄さん(先生かな?)に「廊下は走らない!」といわれてた。ナマ「廊下は走らない」を聞いた。自然と笑みが浮かぶ。
アタシは子供は若干苦手だけど、彼女たちは愛想が良いわけではないが、普通の子供らしくて可愛かった。
イノシシのお尻
小学校の校庭の隅にこんなオブジェができてた。真庭市の家庭ゴミで作ったらしい。
岡山県玉野市の宇野港にも流れ着いたゴミで作ったチヌのオブジェがある。どちらも淀川テクニックさん(本名 柴田英昭さん、岡山県生まれ)の作。
メチャクチャうまくできていて、とくにシシのヒップが色気があって笑った。よく見ると肛門もちゃんと。
これも町おこしの一環だそうだ。おかげで来客が増えてるらしい、良かったね。
久世駅周辺はスーパーがあり、なにしろトイレが綺麗だった。新見の駅トイレよりずっとずっと綺麗。トイレでその地の印象を変えるのもどうかな・・でも、新見より街が動いている感じがした。多分、あの若いお兄さんたちの努力だと思う。
真庭市の若手の経営者で町おこしをしてるとか。ヤレ!!努力は感じたぞ!!
で、予定をすべてこなし、久世から津山、津山から岡山、岡山から私の駅まで、ローカル線の旅は終了!
締めて4390円なり。のところJR西日本の「吉備の国お出かけパス」とやらの1日区間内乗り放題1980円のお世話になり、すばらしい一人旅を完結。
https://www.okayama-kanko.jp/spot/10640 宇野港のチヌ